Dashcombを使って出来ること、出来ないこと
V1.0 できること、次のロードマップ
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この記事は Dashcomb のバージョン更新に伴って更新されます。現在は2022.10.1にリリースした V1.0を基準に更新したものです。
Dashcomb を使ってできること
V1.0 のDashcomb では、社内の管理画面を構築して運用することができるようになりました。
主な機能は以下です。
認証
- Google workspaceベースのOAuth
- Microsoft 365 の OAuth 認証
- SAML 2.0への対応も可能
- マルチ認証ドメインの対応可能
Data Source
- MySQL互換のDB/ PostgreSQL互換のDB/ BigQuery /MS SQL Server
- RESTful API は利用可能だが、API の認証は Header や Parameter に固定するAuth Key のみ
- GraphQLタイプの指定も可能
- Firebase の Firestore と Remote Config
- Cloud Storage は AWS S3互換 と GCS
UI
- V1.0は基礎的な UI Component
- 統一感のあるUIコンポーネント搭載
- UIコンポーネントのドラッグ&ドロップで画面作成が可能
- フォーム型:Input/Button/Checkbox/Radio/Switch/Select/Textarea/TimePicker/DatePicker
- 表示型:Label/Table/Image/Divider
- 複合型:Uploader/Importer
- Layout 用の基礎 Component: Section/2 Columns/4 Columns
- グラフ描画用の基礎的な BI Component (棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフ)
- ラベルのカスタマイズとしてJavascriptの実行が可能
- 管理画面内のディスクリプションにマークダウン記法が使える
Query
- 全ての SQL 構文及び 1-Click で承認フローに入れること
- RESTful API
- Firestore の全ての Query
- Remote Configの一覧取得・キー指定取得・更新・削除
- 全ての GraphQL 構文
- S3 と GCS は公開している API による操作
- CSV/JSON Import
- Query全てでJavascriptを実行可能
権限管理
- 権限管理はメニュー毎にユーザーグループ単位で設定
セキュリティ
- データを保持・キャッシュなし ※一部の機能ではデータの一時保存が必要になり別途許諾が必要になります
- 監査ログの提供 ※プランによって提供範囲が異なる
- AWS、Azure、GCP、オンプレミスへのプライベートデプロイ可
システムについて
- ブラウザですべて完結、ローカルへのインストールは不要
- 多言語で利用可能(日本語・英語・中国語)
- 複数環境をサポート(Production、Staging)
- カスタムドメインの設定が可能
- バージョン管理が可能
今後ロードマップにある機能
現時点まだできていないですが、今後順次にサポートしていく予定の機能です
認証につ
- IdP/SAML 2.0 ベースの認証
- Auth0 などサードパーティの SSO
Data Source
- RDBMS の拡大、Oracle など
- NoSQL DB の拡大、MongoDB, DynamoDB, Redis, Momento など
- Stripe, HubSpot, Wordpress などよく使われているサービスの API
- Azure Cloud Storage, Dropbox など
UI
- Map, Card などの Advanced UI Component
- Step form, Tags などの便利な UI Component
- 既存のUI Component の機能増強
Query
- 自動補完機能の拡大